
はじめに
神奈川県川崎市中原区・武蔵中原の「くろかわ歯科クリニック」です。季節の変わり目は、風邪をひいたり、体調を崩したりするお子様も増える時期です。
「熱があるときも歯磨きは必要?」
「嫌がって口を開けてくれないときはどうすればいい?」
「数日間、歯磨きができなくても大丈夫?」
このようなお悩みを持つ親御様も多いのではないでしょうか。体調が悪いときは、無理をさせずに休ませることが第一です。しかし、お口の中を清潔に保つことも、むし歯予防のために大切です。今回は、小児歯科の視点から、風邪や体調不良のときにできるお口のケアについてご紹介します。
体調不良のときこそ、お口の環境に注意
風邪をひいて鼻が詰まると、口呼吸が増えてお口の中が乾燥しやすくなります。唾液には、食べかすを洗い流したり、歯の表面を修復する働きを助けたりする役割があります。そのため、お口の乾燥が続くと、むし歯のリスクが高まることがあります。また、風邪をひいたときは、ゼリーやジュース、スポーツドリンクなど、口にしやすいものを選ぶ機会も増えます。
体調不良の際は食事の回数や内容が変わり、歯磨きも普段どおりにできないことがあります。特に、糖分を含む飲み物を少しずつ何度も飲む習慣には注意が必要です。
体調が悪いときの歯磨きはどうする?
1.無理をせず、できる範囲で磨く
高熱や強いだるさがあるときは、無理に歯磨きをさせる必要はありません。少し元気があるタイミングで、短時間でも歯を磨いてあげましょう。特に就寝前は、可能な範囲で親御様が仕上げ磨きを行うことをおすすめします。
2.歯ブラシを嫌がるときは?
お口を開けることがつらい場合は、無理に歯ブラシを入れず、体調の回復を優先しましょう。うがいができる年齢であれば、水で軽くお口をすすぐ方法もあります。ただし、うがいだけでは歯垢を十分に落とせないため、体調が落ち着いたら普段の歯磨きに戻しましょう。
3.嘔吐した直後はどうする?
嘔吐した直後は、胃酸によって歯の表面が一時的に影響を受けることがあります。まずは水でお口を軽くすすぎ、落ち着いてから歯磨きを行いましょう。無理にすぐ磨く必要はありません。
最も大切なこと!
それは、お子様の免疫力を高めることです。免疫力を高めるには、栄養・運動・睡眠です。お子様の味覚の形成時期により好き、嫌いがあるものです。調理法を工夫して、よく噛んで食べるようにしましょう。よく噛むと唾液の分泌を促せます。また、お外で遊び日光にあたることで栄養吸収を助けるビタミンDも生成されます。
しっかり運動して深い睡眠をとるように心がけましょう。スキンシップも忘れずに!ストレスは免疫力を低下させてしまいます。
参考ブログ
- 食育01.丈夫な歯を育てる栄養素|カルシウム・リン・マグネシウム
- 食育02.歯とお口の健康を支える栄養素|たんぱく質・ビタミンA・C・D
- 食育03.むし歯を防ぐ「よく噛む」食べ物
- 食育04.幼児期の食習慣で「食べるためのハードルを下げすぎない」
体調が回復したら小児歯科でチェックを
体調不良が続いて歯磨きが十分にできなかった場合は、回復後にお口の状態を確認しておくと安心です。くろかわ歯科クリニックでは、川崎市中原区の通いやすい歯医者を目指し、お子様のむし歯予防や歯磨き習慣についてのご相談にも対応しています。初めての方も、お口のケアで気になることがあればお気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
- 熱があるときも歯磨きをしなければいけませんか?
- 高熱でつらそうなときは休養を優先しましょう。体調が落ち着いたタイミングで、できる範囲のケアを行ってください。
- 風邪で数日間歯磨きができませんでした。大丈夫ですか?
- 必ずむし歯になるわけではありませんが、歯垢がたまりやすくなります。回復後は丁寧な歯磨きを再開しましょう。
- 風邪をひいているときに歯科医院を受診できますか?
- 発熱や咳などの症状がある場合は、事前にお電話でご相談ください。緊急性のない受診は、体調が回復してからのご案内となる場合があります。
まとめ
風邪や体調不良のときは、お子様の体調を第一に考えながら、無理のない範囲でお口のケアを続けることが大切です。
歯磨きが難しいときも、飲み物の選び方や飲食の回数に気を付けることで、むし歯予防につながります。なんと言っても、日頃から免疫力を高める生活をすることが最も大切です。川崎市中原区のくろかわ歯科クリニックでは、お子様の成長や生活習慣に合わせた小児歯科・予防ケア・予防矯正を大切にしています。日頃の歯磨きや食生活について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
監修:黒川 享靖(歯科医師)
最終更新日:2026年10月14日