
神奈川県川崎市中原区・武蔵中原の「くろかわ歯科クリニック」です。
むし歯予防では、歯みがきやフッ素の活用だけでなく、毎日の食べ方も大切です。
特に「よく噛むこと」は、唾液の分泌を促し、お口の中をきれいに保つ働きにつながります。
唾液には、食べかすを洗い流す働きや、お口の中の酸性に傾いた環境を中和する働きがあります。
そのため、しっかり噛んで食べる習慣は、むし歯になりにくいお口づくりにも役立ちます。
よく噛むことで期待できること
しっかり噛んで食べることで、次のような良い影響が期待できます。
・唾液が出やすくなる
・食べ物を細かくして飲み込みやすくなる
・顎やお口まわりの筋肉を使う
・食べるスピードがゆっくりになる
・満腹感を得やすくなる
・前歯でかじる、奥歯ですりつぶす動きが身につきやすくなる
特にお子様の場合、柔らかいものばかりではなく、噛みごたえのある食材も少しずつ取り入れることで、噛む力や食べる力の発達をサポートできます。
よく噛む食べ物の例
根菜類
ごぼう、れんこん、にんじん、大根、切り干し大根など

海藻類・きのこ類
わかめ、昆布、ひじき、しいたけ、えのきなど

豆類・大豆製品
枝豆、大豆、納豆、高野豆腐など

魚介類・肉類
小魚、するめ、焼き魚、噛みごたえのある肉料理など

ナッツ類
アーモンド、くるみなど
※小さなお子様は誤嚥の危険があるため、年齢や食べる力に合わせて注意が必要です。

果物・乾物類
りんご、干し芋、ドライフルーツなど
※ドライフルーツは糖分を含むため、だらだら食べには注意しましょう。

「硬いもの」だけが良いわけではありません
よく噛む食事というと、硬いものを食べさせるイメージがあるかもしれません。
しかし、大切なのは「硬ければ良い」ということではなく、前歯でかじる、奥歯ですりつぶす、唾液と混ぜて飲み込むという一連の動きを経験することです。
食材の大きさや形、やわらかさを工夫しながら、お子様の成長段階に合わせて無理なく取り入れていきましょう。