お知らせ

舌のベストポジション

院長の黒川です。 

 

今年も湿気たっぷりの梅雨の季節がやってまいりました。

 

皆様は梅雨の時期のお天気コーナーで

『湿舌(しつぜつ)』という言葉を聞いたことがありますか?

 

この舌のような曲線である「湿舌」が天気図状に現れると、大雨に注意が必要だそうですよ。

お口に関する言葉がお天気用語にもあるなんて面白いですね。

 

さて、皆様は『舌』にも正しい位置があるというのはご存じでしょうか。

 

舌の位置なんて気にしたこともない・・というのが本当のところかと思いますが、

舌の位置が正しくないと歯にも様々なトラブルが起こることがあります。

 

ここで舌の理想的な置き場所がどこか確かめてみましょう。

 

まず、口を閉じている時に舌全体が上顎の凹んだ部分にくっついて収まり、

舌先が上の前歯についていないこと。

そのかたちが舌のベストポジションです。

 

例えば上顎に舌がついていなかったり、舌の位置が低く下の前歯に

ついてしまっていたりすると歯並びが悪くなる原因になります。

 

また、歯と歯の間に舌があると開口(かいこう)という前歯が

噛み合わなくなる状態になることがあります。

 

このように、舌のポジションが悪いと知らないうちにお口のトラブルが

発生してしまうおそれがあります。

舌の位置は歯並びにとってとても重要なんですね。

 

今まで気にしていなかったという方も、この機会に舌の正しい置き場所を

少し意識をしてみてはいかがでしょうか。

 

お口の細菌を見る装置を導入しました

 

お口にはさまざまな種類の細菌がいます。

 

虫歯の原因になるもの、歯周病の原因になるもの、口臭の原因になるもの・・・

これらの細菌を見る顕微鏡があります。

位相差顕微鏡」といいます。

 

「ちゃんと歯は磨いているのに虫歯になっちゃうな・・」

「しっかり磨いているつもりだけど歯茎が腫れちゃうな・・」

このような疑問を持たれることはありませんか?

 

そんな場合にはお口の中にばい菌の数や種類が多いことも考えられます。

この顕微鏡を使うとそのような疑問解消の参考になります。

ばい菌の動きを動画で見ることができます。

 

ご自身のお口の中の状態にご興味を持たれている方はぜひお声掛けください。

 

 

セミナーに参加してまいりました

5月14日に勉強会に参加してきました。

議題は「患者様のニーズに応える歯科治療を目指して」です。

患者さんのニーズの中で大切なものの一つが「よく噛める」こと。

それが健康寿命を延ばすことにもつながります。

よく噛める治療がご提供できるよう日々研鑽していきたいと思います。

こどもの日

5月5日はこどもの日ですね。

待合室にも飾りつけをしてみました。

よろしければ是非ご覧ください。

 

 

 

 



キッズコーナーおもちゃ

キッズコーナーのおもちゃが新しくなりました。

診療の合間にどうぞご利用ください!

コイの秘密兵器

院長の黒川です。

 

新緑の、青葉が目に眩しいこの頃、

お家のベランダや庭、渓谷にも大小様々な鯉のぼりが元気に泳いでいますね。

 

鯉は昔、「鯉が滝をのぼり、竜となって天に登った」という

言い伝えがあり、男の子には出世して立派になってほしいという願いや

意味が込められ、端午の節句に飾られるようになったと言われている

縁起の良い生き物です。

 

自然の中にいる鯉はシジミやタニシを好んで食べるようなのですが、

パクパクさせている口の中にそんな硬いものを食べられるような歯は

見えません。

 

実は、鯉には喉の奥に「咽頭歯(いんとうし)」という歯が生えています。

その咽頭歯を使って貝殻を噛み砕き、砕いた殻はエラから吐き出される

仕組みになっているのです。

 

鯉のエサは水の中で柔らかくなるから歯がなくても食べられるというのは

間違いで、ちゃんと秘密兵器を持っていたんですね。

 

やはり、歯がなければ食べたいものも我慢しなくてはいけません。

 

そうならないように、定期的に歯医者さんで診てもらうことはとても大切です。

そして、普段からお口のケアはしっかりしていきましょう。

院長 黒川

4月の医院からのお知らせ

4月から毎週水曜日を休診日とさせていただきます。

(祝日週の水曜日は診療いたします)

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

4月5日(水)、12日(水),19日(水)は休診日

 

4月10日(月)、28日(金)は矯正日

 

花粉症とお口の乾燥

少しずつ暖かくなってきましたが、花粉症の方には毎日つらい時期ですね。 

 

この花粉症は目のかゆみ、くしゃみや鼻水など、目や鼻の症状がつらいだけでなく、

お口に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。 

 

たとえば、花粉症で鼻づまりになると口呼吸が多くなり、 

口内が乾燥しやすくなります。 

また、花粉症のお薬には副作用として唾液の分泌を抑えてしまうものもあります。 

 

乾燥で口の中がネバネバする、乾いた食べ物が食べづらいなど、 

お口の乾燥が3か月以上続く場合には「ドライマウス」(口腔乾燥症)と 

診断されることもあります。 

 

唾液にはお口の中の細菌の繁殖を抑えるとともに、

むし歯になりかけた歯を修復する役割があります。 

唾液が少なくなると、自身で口内を浄化・修復する力が失われてしまい、 

細菌によって引き起こされるお口のトラブル(虫歯や歯周病など)の 

リスクが高くなります。 

 

お口の乾燥を防ぐには、うがいの回数を増やしたり、 

こまめに水分補給をして潤いを保つ事が大切です。 

また、食事以外にもキシリトールの入ったガムを食べるようにするなど、

咀嚼(そしゃく)の時間を増やして唾液の分泌をうながす事も効果的です。 

 

セルフケアで改善しない場合には、お気兼ねなくご相談ください。

 

院長 黒川

 

ひなまつり

明日はひな祭りですね。

ご自宅で飾りつけをしておられる方もいらっしゃると思います。

当院でもささやかですが飾りつけをしてみました。