勉強会に参加してまいりました。
お題目は「生涯、歯を守るための幼若永久歯の対応」
~むし歯が減った今、見えてきたもの~ です。
以前は「虫歯」とひとくくりにされてきた永久歯の石灰化不全。
生えてきた永久歯が欠けてきたり、白っぽくなっている場合があります。
最近は新型エナメル質形成不全症(MIH)として着目されています。
特に一番大切な6歳臼歯(第1大臼歯)ですが10%の確率でエナメル形成不全として生えてきます。
エナメル質形成不全とは一番硬いはずのエナメル質が軟らかくなっている歯のことで
見た目は白っぽく濁って見えます。
この歯は軟らかいため、虫歯になりやすく、なってしまうと進行が早いのが特徴です。
ですから定期的なチェックが欠かせません。
ご自宅でのケアもとても大切になります。
もし生えてきた永久歯が白く見えたり欠けている場合には注意が必要です。
もしお子さまの歯で心配な点ございましたらご相談ください。